常温~中温度域黒染め液(ノンセレン)【環境改善黒染め剤】

常温~中温度域黒染め液(ノンセレン)

 
常温~中温度域黒染め液とは
 
黒染めとは、鉄鋼の表面に緻密な酸化皮膜を形成させて錆を防ぐ処理の事です。簡単に言えば、鉄の表面を錆びさせそれ以上、錆が進行しないようにする処理の事です。一般的には「四三酸化鉄皮膜」と呼びます。
常温~中温度域黒染め液とは、従来品である加熱黒染め剤・輸入品含むセレン酸入り常温黒染め剤に比べて以下の表にあるようなメリットがあります。
 
ダイナブラックシステムと従来品の比較表(量産タイプ)
 
  加熱黒染め剤 輸入品含・セレン酸入り 常温黒染め剤 DYNA中温黒染め剤
①黒染め処理温度帯 140℃以上 20℃~25℃前後 25℃~45℃の中温帯
②液温管理 アルカリ液温140℃以上に保つ必要有り 外気温により ヒーター&チラー必要 外気温により ヒーター 必要、チラー不要
③液温管理の燃焼費 ボイラー燃費代が 多い ボイラー燃費代が 少ない ボイラー燃費代が 少ない
④黒染め処理時間 約20分~40分 1~2分 1~2分
⑤毒・劇物取り扱い 苛性ソーダは劇物扱い セレンは毒劇物の為、販売時毒劇物譲受書必要 普通物であり、販売の制限無し
⑥廃液処理 廃液処理の処理設備が必要 特別管理物質処理が必要で、費用が高い メッキ廃液と同等の処理
⑦防錆性(SST:塩水噴霧試験) 強(4hr) 弱(0.5hr) 強(4hr)
⑧濃度管理 熱温度管理 液管理に経験が必要 Ph管理(管理表有り)
⑨膜の色相等 黒色均一皮膜 濃度等により 色相変化有り 黒色均一皮膜
⑩作業環境 アルカリ性蒸気・臭気発生で非常に悪い 蒸気・臭気の発生無し
環境良
蒸気・臭気の発生無し
環境良
⑪導入に伴う初期設備価格
製造   輸入品、及び一部国産 国内製造
 
特徴 ●原料に銅セレンを含有しない為、廃液処理に特別な処理が必要なく廉価。
●特許取得済みの国内製造品。
●防錆力は加熱黒染めと同様の4時間(SST)を実現。ニッケルと鉄と燐酸化合物が従来品の1/10(錯体塩)として針状結晶を形成。
●液濃度管理表・工程管理表を完備しており、液管理が容易で量産品製造に対応している。
●黒染めの処理時間が約1分間で安定して染め上がる。
●黒染めの温度帯を常温~45℃の広範囲に設定している為、安定した黒染め皮膜が形成される。(チラーの必要無し)
●黒染め原液として販売、精清水で4倍~8倍希釈して使用。
●量産の場合において、脱脂・酸洗い設備等は、従来の設備が使用可能で初期設備投資が極端に少ない。
使用方法 常温~中温度黒染め液は、自動車部品、工具、産業機械、弱電部品等の構成部品の錆止め処理及び、金属表面の潤滑性向上を目的として幅広く使用できます。
用途 金属防錆下地処理剤
荷姿 業務用20LBIB
製品カタログPDF 常温~中温度域黒染め液 製品カタログPDFファイルです。詳細はこちらを御覧下さい
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